自毛植毛の後遺症は?多い症例について

自毛植毛の後遺症として一番心配されているのは「傷跡」だと言われています。

もちろん、完全な医療行為である事、非常に高額な事、日本国内ではまだまだ手術を受けられている人数が少ない事、現在のように設備や技術が整った状態になってからの歴史が浅い事を考えると、「数十年後が分から無い」と言うのが正直な所だと思います。

 

ですので、現時点で報告されている自毛植毛の後遺症について触れていきたいと思います。

もちろん、「現時点」の話ですので、自毛植毛をされている医師の技術や現時点での医療機器の限界等も考えられますので、数年後や数十年後では「都市伝説」「笑い話」になる可能性も有ります。

 

自毛植毛の後遺症「傷跡」

一言で「自毛植毛」と言っても現時点では「ニードル植毛」「くり抜きグラフト」「パンチグラフト植毛」「植毛機」「毛包単位植毛」「SAFESYSTEM植毛法」の6種類が存在していると言われています。

 

どの自毛植毛が一番良いと言う訳では無く、頭皮環境やその方の頭皮環境(や金銭的なもの?)等によって異なって来ます。

傷跡の後遺症として目立つ方に共通して言える事は、比較的広い範囲で手術を行っている事、術後に化膿や炎症、感染等を起こして傷口に何らかの異常が起きてしまった事等が挙げられています。

 

やはり手術ですので、医師の技術力とその方の回復力等も大きく関係して来ます。

 

自毛植毛の後遺症「頭皮のでこぼこ」

これも技術や頭皮環境に大きく関係してしまいますが、術後の後遺症として心配されているのが、頭皮がでこぼこになる事です。

症例としては少ないのですが、術後に細菌感染や化膿や炎症によって頭皮が変形してしまったと考えられています。

 

また、自毛植毛であっても頭皮が過去に自分の毛根だった物を「異物」だと誤認してしまう場合が有ります。

この時に頭皮に「拒否反応」が出てしまい、頭皮がでこぼこした状態になる場合が有ります。

 

その状況や回復力にもよりますが、遠くから確認出来る程大きなでこぼこでは無く、かなり至近距離で無いと確認出来ない状態ですので、そこまで神経質になる必要は無い場合が多いです。

 

自毛植毛の後遺症「頭皮の異変」

手術を受けた年齢や頭皮環境、自毛植毛の種類のよって異なりますが、数ミリ単位だとしても後頭部の皮膚を採取する方法も有ります。

術後はどうしても仕方の無い事なのですが、手術跡が回復した後も頭皮が「張ったような感覚」「引っ張られるような感覚」と言った後遺症が起きてしまう場合が有ります。

 

時間と共にこの違和感は無くなる場合が大半ですが、ふとした時の違和感が残る場合も有るみたいです。

もし宜しければ、「自毛植毛後に産毛しか生えないのはなんで?」の記事も参考にしてみて下さい。