虫歯と薄毛は「自律神経」等の乱れとも関係

虫歯が出来る原因には、「生活環境」「歯を磨かない」「体質」「遺伝」「免疫力の低下」等が多いと言われています。

意外と知られていませんが、薄毛と虫歯はお互いに「バロメーター」的な役割も有り、「一度深刻な状態になってしまっと回復が難しい」と言う共通点も有ります。

 

一度虫歯になってしまうと、元の健康的な歯の状態に戻す事は困難ですし、薄毛はある程度進行してしまった場合、元の健康的な頭皮に戻す事は不可能に近くなります。

虫歯になり易いかどうかは、歯磨きの回数や歯磨き粉の質よりも「唾液の質」の方が重要です。

 

また、急激に薄毛が進行してしまった時と言うのは、肌コンディションの低下や身体の不調、精神的なイライラ等のトラブルも起きてしまいがちです。

 

虫歯と薄毛の関連性

「唾液の質」は、「疲れ」「生活習慣」だけでは無く、「自律神経」の乱れ、「ホルモンバランス」の崩れ等によっても簡単に引き起こされてしまいます。

「自律神経」の乱れは、「交感神経」「副交感神経」のバランスが正常では無い状態で、肉体的・精神的なストレス等による物が大きく、血流にも影響してしまいます。

 

血流が悪化してしまった場合、免疫力の低下だけでは無く、毛根や頭皮に必要な栄養が供給されなくなってしまうと言う事ですので、髪の毛の寿命とも言える「ヘアサイクル」の乱れ等も起きてしまいがちです。

また、血流が悪くなると言う事は、「歯茎」に必要な筈の血流が不足してしまい、歯茎の「痩せ」等も引き起こしてしまいます。

 

遺伝と薄毛・虫歯

家系的に「自律神経失調症」「神経性胃炎」「過敏性腸症候群」「メニエール症候群」「過呼吸症候群」等が起きやすい場合は、「自律神経」系が繊細な場合が多く、その事が原因で他の方よりは「薄毛」「虫歯」になり易いと言う可能性は有ります。

 

薄毛・虫歯と腎臓の関連性

血流が悪化してしまった場合、頭皮や唾液だけでは無く、身体中の臓器にも影響が出てしまう可能性が高くなります。

一見、臓器と薄毛・虫歯の関連性は低く感じてしまうかも知れませんが、腎臓はカルシウムの生成を促すホルモンを生成する働きも有ります。

 

本来、腎臓は「老廃物の排出」「血圧の正常化」「造血作用」「体液の調整」「骨の維持、強化」等と関係している臓器で、健康的な生命活動を維持する上で必要不可欠です。

「骨の維持、強化」をする機能が低下してしまうと言う事は、歯自体が弱くなってしまう可能性も高くなります。

 

もし宜しければ、「生え際にきびとはげる事の因果関係は?知っておきたい生え際の真実」の記事も参考にしてみて下さい。