生え際は頭皮の他の場所とは異なり、ヘアサイクルが遅く、生活環境等に影響され易い特長が有ります。
産毛化が始まって来てしまった頃に放置してしまい、気がついた頃には本格的に生え際が後退して来てしまって何も施しようが無い所まで悪化してしまったと言う事も全く珍しく有りません。
ある程度まで生え際が後退して来てしまった頃に、どれだけ実績が高い育毛剤や生活環境の改善等を試みたとしても、効果が実感出来る頃には、数回先のヘアサイクルを迎えた頃です。
育毛自体を諦めてしまった後だと言うパターンも少なくは有りません。
先ほどでも少し触れましたが、生え際の産毛化はまるで波の波長のような変化が有ります。
産毛から黒々としっかりした毛へと改善出来たと思ったらまた産毛化してしまう場合が多いです。
この時に諦めてしまう人が多いのですが、ヘアサイクル自体がまだ定着していない証拠です。
根気良く継続する事で、確実に生え際の産毛化を改善する事は可能だと信じて下さいね。
生え際が産毛化してしまう理由について
生え際は男性ホルモンの影響と血行不良の影響を一番多く受けてしまう場所です。
産毛化以外であっても
◯ 急激に抜け毛が目立って来る
◯ 途中で切れた短い毛が増えて来る
◯ 先にかけて細くなって体毛のような状態になる
等の変化が出て来てしまいます。
少し専門的な説明をさせて頂きますと、私達の身体の中で生成される「5αリダクターゼ」と呼ばれる酵素が、産毛化や薄毛、脱毛症の原因となる男性ホルモン「テストステロン」と呼ばれる物質と結合します。
「ジヒドロテストステロンDHT」と呼ばれる成分に変化してしまう事で生え際に影響が出てしまうと言う訳です。
「ジヒドロテストステロンDHT」と呼ばれる男性ホルモンは、頭皮への影響力が非常に強いホルモンです。
このホルモンが原因で後退や産毛化が起きてしまった場合、かなりの高確率で薄毛やハゲに進行してしまいます。
ですが、生え際が産毛化する大きな原因は「ジヒドロステロンGHT」だけでは有りません。
実際に生え際のトラブルで悩まれている方の原因の大半は、生活習慣が原因での血行不良ですね。
生活習慣やストレス等が原因での生え際の産毛化や後退については、「生え際に効く育毛剤と他の育毛剤は具体的に何が違うのか」の記事で触れさせて頂いておりますので、是非参考にしてみて下さい。
生え際が産毛化した時にするべき事としてはいけない事
生え際が産毛化して来ると言う事は、ヘアサイクル自体が何らかの原因で乱れてしまったと言う事ですね。
ヘアサイクルは約1ヶ月周期で行われていて、乱れてしまった場合、1ヶ月と言う短期間で改善されると言う事はほぼ無いと思います。
また、生え際は濃くなったり産毛化したりを繰り返しながらの周期を経て定着して行く物です。
濃くなって来たからと言ってその育毛剤やサプリメントの使用を中断したりする事が一番危険ですね。
最低でも半年以上と言う比較的長期間を覚悟する事によって、確実にヘアサイクルを正常な状態に戻す事が大切です。
生え際が産毛化してくるとハゲたくないの一心から、男性ホルモンを急激に抑えこむサプリメント等を選んでしまいがちです。
ホルモンを抑えこむ事自体が負担が大きくて危険です。
その薬自体を飲み続ける必要が有りますので、生え際が産毛化した位の初期症状の方にはオススメ出来ません。
そう言った場合、プランテルのような「生え際専用」の育毛剤が有効的です。
特化した育毛剤ですので、生え際の様々なトラブルの改善や予防に効果的です。