スカルプDは育毛剤としてどう?使い方のコツ等

スカルプDはテレビCMや有名芸能人の起用等、メディア露出も大きな事も有り、知らない人は居ない位の知名度と人気を兼ね備えています。

育毛剤やシャンプーに関しても「パラベン」「石油系界面活性剤」「シリコン」「合成着色料」「合成香料」「フェノキシエタノール」等を使用して居ない事も特徴の一つだと言えます。

 

育毛剤としてはどうなのか

スカルプDの育毛剤は、一般的に市販されている育毛剤と比較すると、価格的にも3000円前後で販売されていて、比較的入手し易いです。

 

ですが、2010年「日本皮膚科学会」に「男性型脱毛症治療ガイドライン」が発表した「発毛作用」が期待出来る成分「ミノキシジル」「フェナステリド」「キャピキシル」は含まれていませんし、それに準じた成分も含まれていません。

ガイドラインについては、こちらをクリック>>「男性型脱毛診療ガイドライン(PDF)

 

男性型脱毛症では無く、新陳代謝の低下や頭皮の栄養不足等、頭皮環境の改善が原因での抜け毛が気になって来た方に対して有効的な印象です。

スカルプD育毛剤の公式サイトを見て頂けると分かるのですが、「発毛促進」「抜け毛を防ぎ」「髪を太く、強く」と記載されています。

 

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ヘアサイクルを正常な状態に戻し、髪の毛一本一本を太く強くする事が目的の育毛剤ですし、そう記載されています。

 

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スカルプDの成分に関して

◯「6−ベンジルアミノプリン」

「CTP」や「サイトプリン」とも呼ばれている成分です。

元々、花の開花に使用され、「果実菜園」や「ガーデニング」に利用されていた成分で、発毛を促進すると言われています。

 

◯「グリチルリチン酸2K」

2Kは「ジカリウム」の略で、「甘草」抽出液です。

ステロイドに似た働きが期待出来ると言う事も有り、肌荒れやニキビに良く、スキンケア系に幅広く利用されています。

 

◯「ビロクトンオラミン」

主に殺菌目的で、毛根細胞のヘアサイクルの終了(アポトーシス)を抑える働きが期待出来ます。

「フケ」に良いのですが、頭皮が弱い方や荒れている方は使用しない方が良く、逆に「フケ」が無い方にとっては、あまり意味の無い成分です。

 

◯「リンゴタンニン」

アンチエイジング系の効果が期待出来ます。

 

◯「タケノコ皮抽出液」

最近、ヘアケア系商品に注目されている成分です。

「抽出液」と記載されている場合や、「孟宗竹(モウソウチク)竹の子皮エキス」と記載されている場合も有ります。

 

頭皮等のコンディションを向上させたり、臭いや雑菌を抑えます。

利用歴史もやや短めなので、いまいち分からないと言われている成分です。

 

◯「バンジロウ葉エキス」

少し前に話題になった「グアバ」の別名称です。

「グアバエキス」と記載されている場合も有ります。

 

民間療法的な意味合いで薄毛に効果が有ると期待されています。

 

◯「ニンジンエキス」

スーパーで購入出来る「人参」とは異なり「高麗人参」から抽出されている成分の筈です。

肌コンディションを良くする働きが有り、頭皮の血行不良を改善出来ると期待されています。

 

◯「海藻エキス−1」

恐らく「M034」の事だと思います。

M034に関しては「M034にはどのような効果が期待出来るのか」で触れさせて頂いています。

 

◯「ツボクサエキス」

「セリ科」の植物「ツボクサ(センテラ)」から抽出されたエキスです。

「タイガーハーブ」と記載されている場合も有り、アンチエイジング系商品に利用されています。

 

◯「メントール」

香り系の成分で、頭皮が荒れていたり、肌トラブルが有る場合は使用しない方が良いです。

皮膚用の薬との併用は避ける必要が有り、女性の場合、妊娠中や授乳中には使用出来ません。

 

◯「濃グリセリン」

肌コンディションを整え、「変形剤」としても利用されています。

 

◯「ベンチレングリコール」

添加物としての役割も大きいですが、保湿効果も有り、刺激が少ないです。

少しだけ毒性が指摘されていますので、不安な方は医師に相談して下さい。

 

◯「BG」

「ブチレングリコール」の事です。

抗菌作用も有り「防腐」効果を利用している筈です。

 

第四類第三石油類に属しますが、大量に使用される場合以外は問題は無い筈です。

 

◯「エタノール」 ◯「無水エタノール」

説明の必要は無いと思います。

 

◯「DME」

「ジメチルエーテル」の事です。

灯油や石油ガスに近い燃焼能力が有り、量によっては失明します。

 

◯「二酸化炭素」

説明の必要は無いと思います。

 

スカルプD(育毛剤)の使い方

公式サイトを確認して頂けると分かるのですが、1日2回の使用を推奨し、頭皮の気になる部分5個所を目安に使用するように記載されています。

 

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特に特殊な使用法を記載していると言う訳では有りませんので、現在行われている方法で十分です。

 

より上手に浸透させたい場合

◯朝は温かいタオルで蒸らしてターバンのように巻いて十分に毛穴を広げてから使用する事。

 

◯夜は頭皮に汗をかく位にじっくりと入浴する事を心がけ、タオルを巻く等してしっかりと蒸らす事。

 

◯シャンプー等はしっかりとすすぐ事(洗い時間の3倍目安)

 

◯ 入浴後は身体が暖かくなり、水分蒸発量が増えてしまうので、出来るだけ早く育毛剤を使用する事。

 

等がポイントで、育毛剤は「浸透」する物ですので、マッサージは想像する以上に優しくするのがコツです。