ノンシリコンシャンプーのデメリット

ノンシリコンシャンプーには「シリコン自体を使用していないが似たような成分を配合している」タイプと、「シリコンや似たような成分を全く配合していない」タイプの2種類が存在し、それぞれデメリットが異なります。

 

ここで一つだけ説明させて頂きたいのは、「シリコン」自体は安全性が高く、身体に悪いとは言えないと言う点です。

一部の食品添加物と同じで、「科学的」「合成品」だから身体に悪いと考えてしまう事自体が危険だと思います。

 

2種類のノンシリコンシャンプーについて

最初に説明させて頂きました2種類のうち、「シリコン自体を使用していないが似たような成分を配合している」タイプのノンシリコンシャンプーとは、シリコンの代わりに以下の成分が含まれている場合が有ります。

 

◯ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ

◯トリメチルシリルアモジメチコン

◯ヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン

◯加水分解野菜タンパクプロピレングリコールプロピルシラントリオール

◯ジメチコンコポリオール

◯アミノプロピルジメチコン

◯シクロメチコン

◯ジメチコンコポリオール

◯ジメチコン

◯塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体液

◯ポリクオタニウム−22

◯アクリレーツコポリマー

◯コポリマー

◯アクリル酸アルキル

 

上記の成分は、ノンシリコンシャンプーに使用されている事の多いシリコンの役割に近い成分です。

色々な考え方が有るのですが、使用されているシャンプーはデメリットの方が多いと言われています。

 

ですが、ノンシリコンシャンプーのシリコン代替え品の中でも非常に安全性が高い成分も有ります。

そもそもシリコン自体が、髪にそこまでデメリットは無いと思いますが、同等かそれ以上に安全性の高い成分も存在します。

 

一方、「シリコンや似たような成分を全く配合していない」タイプのシャンプーは「無添加」「無香料」「天然由来」等が記載されていて、「石鹸シャンプー」に近い位置づけだと思います。

そのシャンプーのみを使用して数日〜数週間はキシミ等が気になると思いますが、そのうちリンスやトリートメント無しでも大丈夫になります。

 

デメリットが無い代替成分

シリコン自体にデメリットは無いと思いますが、ノンシリコンシャンプーに配合する際に注目されている成分が、「ポリクオタニウム」と言う成分です。

シリコンと同じく科学的に合成された成分ですので、自然派の方からは強い抵抗が有ると思いますが、元々医療用として作り出された成分ですので、安全性が高いのが特徴です。

 

ノンシリコンシャンプーの成分表示欄に「ポリクオタニウム」と記載されていて、後ろに「−6、−7、−10、−51、−55、−64」と続くように記載されている事が有ります。(例 ポリクオタニウム−6)

 

殆ど同じ意味ですので問題は有りませんが、それぞれ微妙に髪への働きかけが違います。

短髪の方ならそこまで気にならないとは思いますが、ミディアム以上の方は、ノンシリコンシャンプーにポリクオタニウムを配合している場合は、細かな種類で選ぶのもマニアックで良いかも知れません。

 

ノンシリコンシャンプー愛用者に多い間違い

最近は「ノンシリコン」と言うだけでもある程度以上は売れてしまいますので、頭皮への負担等は軽視されがちです。

また、ノンシリコンシャンプーと言う事で頭皮へ安全性を宣伝しつつ「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」「パラベン」「メチルパラベン」「フェノキシエタノール」「キレート」等を配合していると少し勿体無い気もします。

 

もし宜しければ、「塩シャンプーで頭皮が痛む?実践前に」の記事も参考にして下さい。