重曹シャンプーの頻度は?急に始めては大変な事に

重曹シャンプーは文字通り「重曹」を使用し、一般的に市販されているようなシャンプーは使用しない方法です。

ご存知の方も多いかも知れませんが、重曹は「炭酸水素ナトリウム」と呼ばれてる物質で、アルカリ性です。

 

このアルカリ性の性質や細かい粒子による汚れの落としやすさ、酸性の物に対してのある程度の脱臭力を利用して頭皮や髪をより健康的な状態にする事も出来ますが、毎日のような頻度で利用しても皮膚や髪に影響は無いのかが気になると重います。

 

重曹シャンプーは安全?

もちろん、常識を逸脱した量を接収するのは論外ですが、重曹シャンプーを毎日使用したとしても問題は有りません。

元々、ケーキを膨らませる為の「ベーキングパウダー」や、様々な化粧品、医薬品にも利用されている位です。

 

ですが、シャンプーでは無く、「重曹ピーリング」等のように非常に高濃度であったり、「ゴシゴシ洗い」等を敏感な頭皮や何らかのトラブルが起きてしまった頭皮にするのは非常に危険なので止めておいた方が良いと思います。

重曹は非常に粒子が細かい事による汚れの落としやすさを期待する物ですので、肌への刺激等は決して弱くは有りません。

 

頭皮環境によっては、フケやかゆみ等の頭皮トラブルの原因になってしまう可能性も有ります。

また、「天然成分」では有りませんので、気になる方は注意が必要です。

 

重曹を使用する場合の注意点

細かい粒子によって汚れを落としやすくする事が目的ですので、荒すぎても細か過ぎたとしても期待する効果を得られません。

重曹シャンプーに適しているのは「食用の重曹」ですので、単価が高くて粒子が細か過ぎる「医療用の重曹」、逆に粒子が大き過ぎてしまう「非食品用の重曹」は適しているとは言えません。

 

ここで言う「非食用の重曹」は、ガーデニングや農業、学校の理科実験用等が主な目的として販売されている重曹です。

 

頻度が気になる方の注意点

重曹シャンプーは急に毎日始めたとしても髪の毛が「クシ」や「ブラシ」等で調整しにくくなってしまいます。

詳しい方は最初の内は、他のシャンプーと併用して行き、徐々に重曹シャンプーの頻度を上げて行くのが一般的ですが、殆どの方は急に重曹シャンプーのみで勝負してしまい、毎日のように高い頻度で始めてしまいがちです。

 

もちろん、髪の毛がある程度長いと「指通り」が悪くなりますので、髪の毛が大変な事になってしまい嫌になってしまいます。

もし、宜しければ、「塩シャンプー後のごわつきはどうにかならない?」の記事も参考にしてみて下さい。