毛乳頭は毛根の先の部分に有り、非常に細い毛細血管から毛髪の生成に必要な成分のみ吸収する事によって毛髪は生成されます。
もちろん、頭皮ケア商品や専用のサプリメント等で集中して対策する事も大切です。
また、毛乳頭に良い食べ物を意識して摂る事によって、より効率的に行う事が出来ます。
薄毛や抜け毛の原因には色々有りますが、何らかが原因で毛乳頭の働き自体が弱くなり、髪の毛を生み出す力が維持出来なくなる事も大きいです。
髪の毛を維持出来なくなってしまうと、髪の毛が通常の長さまで伸ばせるだけの力が無くなります。
そして、その毛乳頭からは完全に生えなくなってしまうか、先端が細くて短い髪の毛しか生えて来なくなってしまいます。
先端が細くて短い髪の毛が出始めた頃であれば、頭皮ケア商品やサプリメント、毛乳頭に良い食べ物でも十分に対応出来ます。
ですが、生え際や頭頂部、分け目等の患部にそのような毛が増えてしまった場合、対処が難しくなって来てしまいます。
ですので、抜け毛や薄毛が気になって来た頃に意識して最適な方法を実践する事が大切です。
毛乳頭に良い食べ物について
当たり前の事かも知れませんが、毛乳頭に必要な栄養素は「髪に必要な栄養素」です。
毛髪はケラチンと呼ばれるアミノ酸の集合体によって9割型構成されています。
アミノ酸には本当に沢山の種類が有りますが、毛乳頭が一番必要としているアミノ酸は「シスチン」と呼ばれる物質です。
シスチンと言うアミノ酸は私達の体内に存在する「メチオニン」と言うアミノ酸から生成されます。
このメチオニンは体内で生成される事は無いので、食べ物やサプリメントで常に補充する必要が有ります。
◯ おから・納豆・豆腐・大豆水煮などのような大豆製品。
◯ 鶏胸肉・あっさりとした白身魚・卵などに含まれているタンパク質。
なぜ、脂身が少ない肉や魚を指定するかと言うと、脂肪が多い物ばかり食べてしまうと、細い毛細血管に詰まりやすく、毛乳頭が栄養分を吸収出来なくなってしまうからです。
脂の多い肉や魚が好きな方は、一週間に一度位に抑えておいた方が良いですね。
また、植物性タンパク質と動物性タンパク質の比率を意識しながら摂る事も大切で、極端にどちらかばかり摂る事はオススメ出来ません。
ここで注意して頂きたいポイントとして、タンパク質が含まれている食べ物を摂っただけでは毛乳頭に栄養として行き渡らないと言う事です。
ビタミンB6も摂取しないと体内に吸収出来ません。
ビタミンB6が含まれている食品
◯ マグロ・カツオ・サバ・サンマ・ブリ・アジなどの青背の魚。
◯ 牛や鶏、豚などの肝臓。
◯ 鶏のささみ肉
◯ 牛や豚のヒレ肉
◯ ナッツ類
◯ 海苔
◯ 小麦
◯ 玄米
◯ 唐辛子
◯ コーン
これらを意識しつつ、バランスの良い食べ物を摂るようにしたいですね。
これはあくまで毛乳頭に良い食べ物と言うだけですので、頭皮ケアや薄毛に良いサプリメント等は摂るようにしたい所です。
毛乳頭をより効率良く活性化させる為に
これまで、身体の内側から毛乳頭を活性化させる方法について説明させて頂きました。
毎日の食事の中で意識する事によってゆっくりと毛乳頭は活性化していきます。
今からでも気軽に始められる反面、効果が実感出来るまでにはある程度以上の時間が必要です。
理由は、毛根には「ヘアサイクル」と言う周期が存在し、反映されるまでにタイムラグが有ります。
このタイムラグを埋め、毛乳頭の活性化を確実に行いたい場合は、育毛剤と並行して実践して行く事が望ましいです。
毛乳頭を活性化させてくれる育毛剤に関しては「ブブカ」と言う育毛剤が効果的です。
使い方が気になる方は、「ブブカの付け方について【育毛サロンで教えて頂いた方法】」の記事をご覧頂けると幸いです。
毛乳頭の活性化に必要な有効成分が豊富に含まれているのが特徴で、「M- 034」と呼ばれる「ミノキシジル」と同等かそれ以上の効果を発揮する成分が一番多く含まれています。
本気で毛乳頭を活性化させていきたい方は、参考にしてみて下さい。