頭皮が乾燥すると大きなフケが出てしまい易いです。
ですが、フケによっては深刻な症状を発症してしまう可能性も有りますので、フケの状態を観察しておく必要が有ります。
症状によっては、本格的な脱毛や薄毛を引き起こしてしまう可能性も有りますので、注意するようにしたいですね。
頭皮に乾燥した大きなフケが出て来る原因と対処法
「最近頭皮から異様にフケが出る。しかも大きなフケが出る」
このように感じてしまう時は有りませんか?
フケの原因を突き止め、対処策を知る方法について触れていきたいと思います。
原因を説明させて頂く前に、まずは「フケ」の正体を簡単に説明させて頂きます。
「フケ」といっても幾らかの種類があるのをご存知でしたか?
大きく分けてフケには3つの種類のものがあります。
1、乾性フケ
2、脂性フケ
3、フケのように見えるもの。
3の「フケのように見えるもの」は実際にはフケでは有りません。
実質二つの種類しかないという事です。
1、乾燥したフケについて
一つ一つ考えて見ましょう。
まずは「乾性フケ」についてです。
名前の通り、乾燥したフケのことを指します。
そのタイプのフケは、乾燥肌傾向にある頭皮が出すフケです。
大きさは比較的に小さく、量は特別多くありません。
パラパラしています。
異様に大きいフケが出るという症状のフケは、このタイプのものではありません。
2,脂性のフケについて
次に考えるのは「脂性フケ」についてです。
これは湿っているのが特徴です。
しかし見てすぐ分かるほど湿っているわけではありません。
脂性フケが出る方のメリットは、乾燥肌ではないということです。
よって乾燥して大きなフケが出てしまう確率は低いのですが、乾燥と脂性の混合肌の可能性もあります。
3,フケのような物について
最後に考えるのは「フケのように見えるもの」です。
フケは正確には、頭皮の毛根から出てきた老廃物のカスのことを指します。
つまり、頭皮のはがれたものは正確に言うとフケではありません。
大きなフケというのは「頭皮ははがれたもの」ですので、実はフケではありません。
では、なぜ大きな頭皮のかけらがボロボロと出てくるのか?
乾燥体質か脂体質かに関わらず、頭皮の一部が乾燥し、大きなフケが出るのであれば「脂漏性皮膚炎」の発症を疑う必要があります。
脂漏性皮膚炎は、真菌の作用で皮膚炎にかかり、皮膚がボロボロと崩れて来る病気です。
ドライヤーの当てすぎや髪のこすりすぎ、シャンプー自体が肌に合っていない等がこの病気の原因として大きいです。
脂漏性皮膚炎は2cmもの大きいフケが出ることもあります。
怖いのは、この皮膚炎にかかった部分の髪の毛が、抜けてしまう事が有ることです。
若い内はまだ良いのですが、35を超えてからこの大きなフケがたくさん出るようになった場合は注意が必要です。
適切な頭皮ケアを行いながら患部をやさしく洗うように心がければ、1ヶ月もすればおそらく治る筈です。
その後、もしその部分の毛がだいぶ抜けているとか薄くなったと感じるのであれば、一時期治った患部に対し、頭皮ケアに適した育毛剤を使用する方が良いです。
頭皮環境の改善で血行回復を促し健康的な頭皮に戻す事をお勧めします。
頭皮の乾燥を改善する場合は、「M- 034」と呼ばれる成分が有効的で、頭皮環境の改善には「センブリエキス」や「グリチルリチン酸ジカリウム」、「ジフェンヒドラミンHC」が有効的です。
「ブブカ」と言う育毛剤にはこれら有効成分が含まれていて、実績が高い事いのが魅力です。
使い方が気になる方は、「ブブカ(育毛)の使い方について 効果を100%引き出すには?」の記事も参考にしてみて下さい。