塩シャンプー後のごわつきはどうにかならない?

当たり前の話になってしまいますが、自家製の塩シャンプーには「シリコン」等のコーティング剤が含まれていませんので、洗髪後は「ごわつき」が出てしまいます。

塩シャンプーに求めている効果や髪質に関係して来ますが、「ごわつき」が気になってしまい、普通のシャンプーに戻してしまったり、市販のリンスや「酢リンス」等を使用してしまう方も多いと思います。

 

もちろん、これらが悪いとは思いませんが、「塩シャンプー」本来の良さを十分に引き出す事は出来ません。

 

塩シャンプーのごわつきはおさまる?

炭酸シャンプーや湯シャン、重曹シャンプー等は、ある程度以上の時間を継続しないと髪の毛は「慣れ」ません。

個人差は出て来てしまいますが、平均して3ヶ月位の継続は必要だと理解して頂いた方が良いと思います。

 

塩シャンプーは何が凄い?

湯シャンや石鹸シャンプーの延長線上だと理解されている方も多いのですが、塩シャンプーは「塩溶」と言う現象によって頭皮の「タンパク質」を落としやすい状態にしてくれます。

非常に低刺激なシャンプーや石鹸等で「洗わない」方法では落とし切れないタンパク質等をしっかりと落としたい方に最適な方法と言えます。

 

ごわつきに慣れるには毎日するべき?

先ほど説明させて頂きましたが、塩シャンプーは「塩溶」と言う現象を利用します。

やや強引な言い方になってしまいますが、タンパク質が溶けやすい状態になりますので、頭皮が乾燥してしまっていたり、炎症を起こしてしまっている場合は「やり過ぎ」には注意が必要です。

 

文字通り「傷口に塩」のような状態になりますので、治りが遅くなってしまいます。

 

では、塩シャンプーは毎日しては駄目?

やや冷たい言い方になってしまいますが、塩シャンプーの使用頻度に関しては、残念ながら「頭皮環境によって違う」としか言えなくなってしまいます。

健康的な頭皮環境であれば2〜3日に一度位から初めて様子見てみた方が良いと思います。

 

現在、乾燥肌傾向で何らかの頭皮トラブルが有る場合は、5〜7日に一度位まで落としてみるのも良いと思います。

最初の内はどうしても「ごわつき」等が気になってしまうと思いますが、徐々に慣れて来る場合が多いので「根気良く」行って下さい。

 

また、塩シャンプー後の「ごわつき」が気になる方は、塩が溶けない位濃くしてしまっていたり、洗髪後の洗い流しが十分とは言えない状態のままであったりするので注意が必要です

 

もし宜しければ、「塩シャンプーのデメリットは?本当に実践すべき事」の記事も参考にして下さい。