塩シャンプーで洗髪している時は、髪の毛が痛むと言う事は有りません。
髪の毛自体が傷むのは、「自然乾燥派」の方が陥り易く、濡れたり湿気った状態の髪の毛同士がぶつかり合う事によって起きてしまう事が多いです。
考えられる中で一番多いのは、頭皮自体が痛む事です。
洗髪には「泡」が無いと、「汚れ等が落ちていないのでは無いか?」と不安になってしまったり、塩シャンプー開始時期には避けられない「臭い」が気になってしまう事が原因で頭皮を指の腹等で過剰な刺激を与えてしまう事が多いです。
また、「石鹸シャンプー」「重曹シャンプー」「湯シャンプー」等の頭皮に対して低刺激な洗髪方法等を行わずに、一般的なシャンプーを長く使用していたのにも関わらず、急に塩シャンプーを毎日のように始めてしまう方も頭皮が痛む場合が多いです。
本来の洗髪方法なら頭皮が痛む事は有りません
私達の髪は「キューティクル」と呼ばれるウロコ状の組織に覆われています。
このウロコ状である事が大切で、髪の柔らかさやハリ、潤いを決めてくれます。
健康的な状態のキューティクルであれば、さっと適温のお湯で流したり、適度なブラッシングを与える事で汚れやホコリ等を落とす事は十分に可能です。
塩シャンプーは泡が有りませんので不安になると思いますが、頭皮が痛む事が無い程度の頭皮マッサージ中に汚れは落ちますので、頭皮マッサージのみを意識して実践する事によってトラブルは回避出来ます。
塩シャンプーで頭皮が痛む場合
「傷口に塩を塗る」では有りませんが、頭皮が乾燥肌傾向に有る方、何らかの炎症を起こしてしまっている方、フケやカサブタ等が原因で小さな傷が有る方は、塩シャンプーを行うと頭皮が痛む可能性が高いです。
上記に当てはまらない頭皮環境であったとしても、洗髪時に頭皮がヒリヒリしているように感じてしまったり、何らかの異変を感じてしまった場合は、塩シャンプーを即刻中止し、十分に洗い流すようにして下さい。
実際に塩シャンプーを行うと実感出来るのですが、普通のシャンプーよりも意識して洗い流すようにした方が良いです。
塩シャンプーはある意味根気が必要です
洗髪開始時から数週間位の間は、頭皮の臭いや髪質の悪さが気になると思います。
ですが、ある程度継続して行くと、臭いが気にならなくなり、髪質も以前よりは良くなります。
この時期に中断してしまう方や頭皮が痛む位に洗髪してしまう方も多いのですが、我慢して普段通りの洗髪をするようにして下さい。
塩シャンプー開始時は、恐らく誰が実践したとしても同じような事が気になる筈です。
どうしても臭いが気になる方は、オーガニック系のアロマ等を塩シャンプーに混ぜると香りは維持出来ます
もし宜しければ、「塩シャンプーは「やりすぎ」注意、勘違いは危険」の記事も参考にしてみて下さい。