よく、「自毛植毛」は毛根が定着してしまえば髪の一部になり、「人工毛植毛」とは違って維持費がかかる事は殆ど無いと言う話が有りますね。
それに、育毛剤や育毛サプリメント等を飲む事を考えると大幅なコスト削減になり、海外ではスタンダードになりつつ有ると話される方も居られます。
では、2015年現在の技術的な面を考えて、実際に自毛植毛が維持費等を入れても優れているのかについて見て行きたいと思います。
自毛植毛の維持費が優れていると言われている理由
人工植毛とは異なり、自毛植毛が良いと言われているのは、簡単に言うと「自分の毛根」だからです。
ですが、確かに維持費がかからないと言われたとしても、薄毛が気になる部分の範囲によって大きく異なってしまいます。
それに、一回の施術が行える範囲は決まっていますし、トータルで考えると恐ろしい金額になってしまう事が殆どです。
自毛植毛は、頭皮に到着させる事が出来れば維持費用は必要無い場合が多いのですが、一本辺り300円から1000位までです。
自毛植毛を利用される方は、施術料金は100万前後が主流です。
何故、人工毛植毛は維持費が高い?
先ほども少し説明させて頂きましたが、人工植毛は一本辺り300円位します。
もちろん、そのクリニックによって異なりますが、高くても一本500円位までが相場です。
また、自毛植毛とは異なり、アレルギー反応や拒否反応が出やすいと言うリスクも有りますし、どうしても天然の物では有りませんので、一年位しか人工毛が持たないと言う話も良く有ります。
あと、その人工毛植毛をされているクリニックの技術にも大きく左右されてしまいますが、人間の身体に存在する自己防衛本能によって体外に排出されてしまいがちです。
ですので、どうしても人工毛植毛は、帽子を被ったり、炎症が起きてしまった時にふと掻いただけで抜けてしまうと言う事が起きてしまうと言う事です。
この時に注意したいのは、抜けてしまった人工毛を再度植える時に、また一本辺り300円近く必要になってしまうと言う事です。
この理由から、人工毛植毛は維持費が高いと言われています。
時々、人工毛植毛の維持費がそこまで高額では無いと話されている方も多いのですが、それは、人工毛の定着率が非常に高く、抜けなかった場合の話です。
人工毛植毛の維持費用自体は自毛植毛よりも安くなる場合が多いのですが、自毛植毛と比較すると抜けやすく、国によっては危険性が高いので禁止されています。
については、「自毛植毛は永久的に持つ?危険性について」の記事も参考にして下さい。